ワクワクすることを全力でやっていくことが大事だということはなんとなく分かってきたけど、中には偽造されたワクワク(ニセワクワク)も存在することも分かってきた。自分はこれにワクワクしていると思い込んでいたとしても、実は他人に強制されたワクワクだったり、自分で自分を洗脳してワクワクだと思い込ませたワクワクだったりがある。
例えば、仕事にストレスを感じる状態でありながら結果を出すこと、数字を出すことにワクワクすると感じている状況だったり、ワクワクしているはずなのに心身がリラックスできていない状況だったり。
今日はこんなニセワクワクと、本当のワクワクを見分ける基準を整理していきたいと思う。
本物のワクワクとはどんな状態か
まず本物のワクワクがどんな状態かを知らないと、基準もわからないよね。ということでワクワクの状態とはどんなものなのかをまとめておく
- 結果ではなく、行動そのものにワクワクしている
- リラックスしている
- 勝手にもっと続けたいと思う
1. 結果ではなく、行動そのものにワクワクしている
行動そのものにワクワクしているか、これが結構分かりやすい基準になっていると思う。
例えば、仕事をすること自体にワクワクを感じているのか。それとも、仕事をした結果の報酬に対してワクワクしているのか。仕事という行動そのもの(営業することや資料を作ること)にワクワクしていれば本物のワクワクだけど、他人の評価や昇給などその後の出来事(結果)にワクワクを感じている場合は要注意。
2. リラックスしている
本物のワクワクを体験している時はリラックスできている。ストレスを感じず、ただ楽しさを感じている状態になれる。
ストレスを感じて精神が安定していなかったり、恐れを感じているなどリラックスできていない場合は本物のワクワクではないのかもしれない。
3. 勝手にもっと続けたいと思う
頑張ろう!と意気込むわけでもなく、自然と勝手にもっと続けたいと思うことができてればそれは本当のワクワクの可能性が高い。
気付いたらやっていた。いつの間にはこんなに時間が経っていた。こんな感覚になったことのある人は多いと思うけど、それがまさに本物のワクワクを実践できている状態。逆に、思ったより時間が経ってない感覚に陥ったときはワクワクできていないのかもしれない。
ニセワクワクを見抜く基準
ニセワクワクを見抜く基準は、上記の逆を考えれば良い。
- 結果にフォーカスしている
- ストレスを感じている
- 頑張らないと継続できない
結果にフォーカスしている
ニセワクワクは結果にフォーカスしてワクワクを感じていることが多い。
繰り返しになるけど、行動したあとの報酬や評価に対してワクワクを感じている(と思い込んでいる)場合など。その場合は行動そのものにはワクワクしていないので注意しよう。
行動それ自体にワクワクできているか?という点を観点にしてみよう。
ストレスを感じている
当然だけど、ストレスを感じていたらワクワクではない。その場合はストレスを感じる自分の状況を正当化したいがために、自分でニセワクワクを作り出していると言える。
純粋な楽しさ、リラックスを感じられているのかに注意しよう。
頑張らないと継続できない
ワクワクしないことは頑張らないと継続できない。頑張ってもいずれその継続は止まる。
なので自分がワクワクを感じていると思っていることを始めるとき、えいやっと気合が必要になっていないかを俯瞰して観てみよう。もし気合や心の準備が必要な場合はスムーズに始められないことになるので、本物のワクワクではないかもしれない。
行動そのものを純粋に楽しんでいるか?
つまり、結果に執着せず行動そのものを純粋に楽しめているかどうかがニセワクワクを見分ける基準になる。
ニセワクワクの場合はどこかで抵抗が生まれて、スムーズにその行動ができなくなる。結果にフォーカスしていないかという点は非常に大事な観点で、分かりやすい判断基準にもなる。結果にフォーカスすると少なからずプレッシャーやストレスが生じやすいので、一番分かりやすい観点かもしれない。
本当にワクワクできているのか自身がなくなったときは、ぜひ一歩引いて俯瞰してこの観点を確認してみよう。