遊びでも仕事でもなんでも、おもしろいと感じることは結果がわからないこと。結果を自分で完全コントロールできないこと。という話を聞いた。
まさにその通りだと思った。
例えばスポーツ。僕はいまテニスにハマっているけれど、もし打つボール全てを100%コントロールできて、毎回理想通りのショットが打てて、絶対に試合で勝てるものだったら楽しいだろうか?
おもしろがって練習をするだろうか?
試合をしたがるだろうか?
たぶん、おもしろくないし、すぐ辞めちゃうよね。だって思い通りだから、練習しなくてもいい。結果がわかっているから、試合もしなくていい。全部、おれの勝ち。
ってなっちゃう。
「そんなテニスも楽しそうだけどな〜」とうっすら思うのは、そういった無双状態になったときの気分を知らないから。わからないから。
仕事でも同じことが言える。
絶対にうまくいくと知っているプロジェクトがあって、どう進めればいいのかもわかっていて、ただ機械的に毎日の時間を費やしていく仕事があったら楽しいだろうか?
これも同じ理由で楽しくないと思う。
成功するのか失敗するのか、売れるのか売れないのか、結果ががわからないから仕事は楽しくなる。
結果がわからない中で、うまくいったら嬉しくなるんだね。
うまくいくことが100%分かっている中でうまくいっても嬉しくもなんともない。わからないから楽しいし、おもしろいし、嬉しい。
おもしろいことは、結果がわからないこと。
聞いた話を受け売りでここで話しているけど、ほんとうにその通りだなと思う