「天を味方につける生き方」という本を買って、一気読みした。著者は山納銀之輔さん。
この本には、本来人間が持っている本来の能力について書かれていたり、それらの能力が現代社会を生きる過程でどれほど弱まっているかなどが書かれている。
ストレスの多い社会で生活していると、この能力はどんどん弱くなっていく。
日本は確かに経済的には裕福な国らしいけど、心が豊かではないと。マサイ族などの民族は経済的な豊かさはないかもしれないけど、心の豊かさを持っている。
ストレスがない。
だから動物が警戒せず近寄ってくるし、日本で言えば幼稚園児の年齢の子供が30頭もの羊を従えることができる。
著者自身も民族の人達と一緒に生活をしたり、森で生活する時期を経たりして動物が寄ってくるような能力を取り戻すことができたという。
要は仕事や支払いに追われた生活は不自然だし、持って生まれた能力を失うことになるということ。
たぶん、当たり前だけど自分もその能力を失っているだろう。最近はストレスなく生活しているけど、ストレスを抱えながら生活している日々も過去には多くあった。
やろう!!と思ってすぐにできることではないけれど、自然と一体になるような生活を送ってみたいなと思う。