なおやん日記

猛スピードで動くと時間が遅くなる原理

ずっと前から、時間は絶対ではないという内容の話を聴いたり本を読んだりしたことはあったけど、イマイチよく分からなかった。ロケット並みのスピードで動くと時間が遅くなるとか、高い位置では時間の進みがが速くなるとか、話には聞くけどどんな原理になっているのか不明だった。

「時間は存在しない」という本を買ってみたりもしたけど内容が難しすぎて積ん読にもなっている。

で、昨日久しぶりに時間についてふと考えて、今ならAIに分かりやすく教えてもらえる!と思って聞いてみた。

結果、アインシュタインの相対性理論に基づく理解が必要そうで、すぐには明確に理解できる話でもなかったのだけど、それでも本以上には分かりやすく教えてくれた。

まず、重力を強く受ける場所では時間の進みが遅くなることが分かっているらしい。だから、地表よりも重力の影響が薄い高い場所というのは時間の進みが速くなるということ。映画インターステラーでもこれを表すシーンがあった。

主人公が重力の強い惑星に1時間いる間に、地球の時間は何十年も経過していたシーン。あれは地球外惑星の時間の進みが遅くなったことによって実際に起こり得るもののようだ。

また、重力の極限と言えるブラックホールに近づくことでも時間の進みは極度に遅くなる。

だけど、それら時間の進みの変化は本人には分からない。体感はなく、周囲の時間があっという間に進んでいるような感覚になるらしい。

これが重力による時間の歪み。

次にスピードによる重力の歪みについて。

これを理解するには「光の速度はどんな状況においても一定」という相対性理論の根本理解が必要らしい。普通に考えれば、光の速度を+100として自分が+10で移動をすれば相対的に光の速度は+90に変化するものと思われるよね。

でも、これがどんな状況においても+100で一定だということみたいだ。

本来の考えでは+90のはずが、+100になる。その10の差を埋めるために、時間が歪むという理論らしい。+10で移動している自分の時間が遅くなれば、光の速度は+100に保たれるということ。

うーん、難しいね。

要は、自分がどんな状態にいても、光の速度は自分に対して+100を維持するという前提となる性質があるので、その辻褄を合わせるために時間のほうが歪むという理論。

難しいけど、とてもおもしろい。

もっとこういうのを知ってみたい。

時間は絶対的なものではなく歪むっていう事実だけでも、ワクワクするね。

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