たまたまさっきYouTubeで「機械のようになるな」というようなテーマの動画を見た。
簡単に概要を言うと、簡潔に話せ、とか、3点でまとめろ、とかそういうのはやめようよということ。それは機械でしかないという結論だった。
たしかに、それではどんどん人間味はなくなる。
機械においては結論が出るまでの高速化を求め続けてもいいけれど、それを人間に当てはめるのは違う。
仮に機械のような高速処理を人間が突き詰めても、結局それは性能で評価されるようになるだけなのでより性能の良い人間に代替される。
だから「こいつ話すの遅いけど憎めないヤツだから一緒に働きたい」とかこういう方向を目指すべきだ、と。
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つい最近、高さんと話したときに「なおやんはレベルアップしても他の部分がちゃんとレベルダウンしてる。それがいい」と言ってもらえた。
上記のYouTube見たときにそのことを思い出した。
レベルダウンしているのが良いことだとは良く分からなかったけど、ちょっとしっくりきた。
高さんは不完全な部分を人間として見てくれていたのだと思う。
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正直、いまの自分は能力主義にハマりかけている。
能力を高めれば高めるほど幸せになれて、お金が稼げて、心も豊かになっていくと思っている。
でもどこかでは「それは違う」と言っている自分もいる。
機械にはない不完全さも人間として大切な要素だということは覚えておきたい。